道明寺歌鈴というアイドルと可惜夜月
道明寺歌鈴ちゃんというアイドルをご存知でしょうか。
アイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドルです。
奈良県出身、1月1日生まれの17歳。
実家の神社で巫女さんをしていたところをPにスカウトされアイドルになりました。
鷹富士茄子ちゃんと同じおめでたい日に生まれてますが、歌鈴ちゃんは茄子ちゃんとは対照的に超がつくほどのドジっ子!
段差につまづいて転び、バナナの皮に滑って転び、焦って喋るとかみかみ。
私の推しです。可愛いね!!!!(圧)
そんな私の推し、2019年の年始にユニットを組んだんですよ。
モバデレでユニットとして登場してからデレステですぐに曲を出し、イベント開始し、さらにさらになんと報酬で新規SRカードという怒涛の展開。
突然の供給にあわてるオタク。
うわあああ!?!?!?歌鈴ちゃ!?!?!?!?ユニット!?!? pic.twitter.com/bkVlKbfqiu
— いちか🧀 (@ichika_libeling) 2019年1月29日
運営!セクシーサンキューな!!!(ジャンルを混ぜるな)
※追記:こんなことを言ってたらいつの間にか第8回総選挙でセクシーデリバリー松本が誕生しSexyZoneとブルナポ界隈のセクシー異文化交流が起き本当にジャンルが混ざった
歌鈴ちゃんが今回、浜口あやめちゃんと脇山珠美ちゃんの2人と組んだユニットは「可惜夜月(あたらよづき)」といいます。
可愛くないですか?
私の推し、世界一可愛いな!?
(今世100000回目)
可惜夜=明けてしまうのが惜しい夜。
「月のように凛と美しく夜を照らしながら、明けるのが惜しいくらいの楽しい時間をファンに届けて欲しい」というプロデューサーの想いから名づけられました。
さらにこのユニット名を伝える時、プロデューサーは「これまで努力と経験を積んできた君たちだからこそ期待を込めて、この名前を託すよ」と言うんですよ。
泣いた。まぁ泣いた。
なんて素敵で、綺麗で、かっこいい名前なんだろう。
正直、歌鈴ちゃんが組むユニットに"かっこいい"路線が来ると思ってなかったんです。
かっこいいというよりは可愛い子だから、春霞みたいに優雅な雰囲気のユニットかドジを活かしたキュートなユニットが増えていくものだと思ってた。
でも今回、あやめちゃん珠美ちゃんと同じユニットになって歌鈴ちゃんが目指したのは、「かっこいい姿」でした。
私はOPコミュのこのシーンに、歌鈴ちゃんの良さが詰めこまれているなと感じました。
実は可惜夜月の中で歌鈴ちゃんは最年長なんです。
※ちなみに2人でインディゴ・ベルというユニットを組んでいる高森藍子ちゃんよりも歌鈴ちゃんは歳上です。
そんな歳下の2人に素直に教えを乞うことができる真っ直ぐさ。
自分のキャラではないと思っていた「かっこいい」に近づきたいと思える向上心。
この3人でユニットを組むことの意味を考えることのできる真面目さ。
"道明寺歌鈴"というアイドルは、元々こういう素敵な子なんです。
最初は「こんなドジな自分にアイドルなんて無理だ」と言っていました。
それでもひたむきに歩みを積み重ねて、ドジも魅力に変えて、ステージではじける笑顔を見せてくれるまでに成長しました。
これは歌鈴ちゃんがデレステで初めて貰った恒常SSRです(SSRとしては2枚目で、1枚目のSSRは限定です)。
困り顔も可愛いけど、やっぱり君には満開の笑顔が似合う!
きっと最初から完璧なアイドルではありませんでした。
歌もダンスも、初めから出来るタイプではなかったでしょう。
「こんな私なんて」「プロデューサーさんに見放されないように」という言葉をたくさん聞いてきました。
でも活動を続けていくうち、だんだんと自信を持てるようになれた。
これは私が勝手に思っていることですが、歌鈴ちゃんは"ドジをする姿が可愛い"だけではここまでこれなかったと思います。
もちろんおっちょこちょいなところは大変魅力で可愛いですが、ドジっても"一生懸命立ち上がる姿"が、その頑張りが、ファンの心に響いたのだと思います。
「自分が元来持つ魅力に甘えず完璧なパフォーマンスを目指す」。
そういうことを積み重ねてきたからこそ、可惜夜月というユニットと義勇忍侠花吹雪という曲が与えられたのでしょう。
道明寺歌鈴はまさに"七転び八起き"のアイドルです。
きっと彼女の中に初めから存在した真っ直ぐさが、道明寺歌鈴というアイドルを作ったのだと思います。
そういう歌鈴ちゃんの好きなところを、改めて考えさせられるコミュでした。
「かっこいいを目指すのは歌鈴が大変ではないか」と心配してくれたあやめちゃん珠美ちゃんもすごく優しさに溢れた良い子で、そんな素敵な2人が推しとユニットを組んでくれて幸せです。
ちなみに脇山珠美に情緒を乱される私↓
脇山珠美ちゃんズルくない?私は推しのことは純粋に愛でられるけど珠美ちゃんにだけは「俺の珠美…」ってめちゃくちゃ言っちゃう この笑顔を自分だけに向けて欲しい
— いちか🧀 (@ichika_libeling) 2019年1月31日
かわいいよ珠美 pic.twitter.com/7I9PQ9Ssf3
そして3人で「かっこいい」の答えを見つけたシーンも、私は大好きです。
「人間は自分で自分を見ることはできないから、誰かを鏡にして自分を知る」という言葉を聞いたことがあります。
でもその鏡は慎重に選ばないといけません。
歪んだ見方をする人にうつされた自分もまた、歪んで見えてしまうからです。
この3人が真っ直ぐにうつしだす互いの姿はありのままの姿で、それでいて確かに「かっこいい」アイドルでした。
お互い良い鏡になっている3人に感動しましたね…
そうして見つけた3人のかっこいいの共通点は、「高いハードルや大きな舞台にだって怯まずに、毎日の歩みを積み重ねられる、健全で強い心」。
まさに和のかっこよさ!という感じがします。
実はこの答えを導いてくれたのは、コミュに登場する片桐早苗さんです。
"自分たちだけで辿り着いたわけではない"ところに可惜夜月というユニットの強さを感じました。
どうしてか?後に早苗さんはプロデューサーにこう言います。
「なんかほっとけなかった」
アイドルは"誰かに応援してもらう"職業です。
この助けたくなる、何かしてあげたくなる訴求力というのがアイドルに必要な資質の一つなんじゃないかなと私は思っています。
それが可惜夜月にはある。
"自分の足で歩けシンデレラ"という言葉がアニバーサリーイベントの曲にありましたが、この3人は歩くために「誰かに道を用意させる力」がある。
もちろん自分でゼロから全てを作り上げるアイドルも素晴らしいです。
しかし、導かせる力というものも才能です。
「今回のイベントのプロデューサーはやけに優秀だな!?」と思ってましたが、そういうユニットの個性もあったからかなと思います。
いやまあそれにしても有能すぎてビビったけど…いつもこんな感じでいいんやで運営…
大好きなアイドルへの解釈が一致しすぎてもう私が死んだらこのコミュをプリントアウトして棺に入れて欲しい。あとMYOJO(だからジャンルを混ぜるな)。
今後の活動がすごく楽しみなユニットになりました!
というかまさかここにきてかっこいい歌鈴ちゃんが見られると思ってなかった!
自分で推しの可能性を狭めちゃいけねえな!
義勇忍侠花吹雪、最高にかっこいい曲でした!
桜の頃からじわじわと歌鈴Pになり、自分の中で初めてやってきた担当のイベントは、「担当のイベントを走るのってこんなに楽しいのか!!」と感動するほどでした。
君にもっとたくさんの歌を歌って欲しい!
最後に最高に可愛い推しを見てください!
アデュー!!!!!!!!