君は天使

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君の優しい嘘は夜に溶かしてしまえ【Twilight Sunset 考察】

 

SexyZoneのTwilight Sunsetが神曲すぎるので自己解釈してみました。

まーじで良曲だから、46億人聴いてくれ!!!!!

(46億年LOVEは関係ない)

 

※オタクが都合よく解釈してる部分が多々あります!!正直8割は過大解釈してます!

 

 

 

この歌は名前の通り「黄昏時」をイメージした曲です。

トワイライト(twilight): 日の出前や日没後の薄明かりのこと。

サンセット(sunset): 日没のこと。夕暮れという意味でも使用される。

 

黄昏時。昼でも夜でもない曖昧な時間。

まさに"友達以上恋人未満"な君と僕の関係に重なります。

 

黄昏時から夜になりゆく時間の経過=僕達の気持ちの変化。

この曲はLikeがLoveに変わる瞬間、男女が恋人になる瞬間を描いた曲だと思います。

 

 

 

愛なんてまだ I don't know でももしかして love you?
君の肩に陽が落ちる
相変わらずな僕ら 夕風に飛ばしたジョーク
笑う君の髪がせつない

君の肩越しに陽が落ちるのが見える距離感と高さ。どこかに座って話しているのかもしれません。

外のベンチとか。

 

いつも通りの僕達。しかしこのパートでは「君の肩」や「君の髪」など、僕の視線がかなり具体的に君を追っています。

そしてそれらが「せつない」。

肩を抱きたい。髪に触れたい。でも、いつも通りの今の関係のままじゃ触れられないんですよね。

「愛なんてまだ知らない 」と言ってますが、既に僕は君に惹かれています。

 

 

ずっとこのままでいたい 願うほどに
ふたり近づいてしまうから 簡単じゃないね

このままの関係でいたい。このままずっと君といたい。

そう思えば思うほど2人の気持ちは近づいていきます。そして昼と夜もどんどん近づいていく。

 

夜になるとどうなってしまうのか。

「夜になる」=「恋人になる」ということだと思います。

 

そしてもう1つ思うことは「夜行バスが来る」んじゃないか、ということです。

この曲は、イノセントデイズのカップリング曲です。イノセントデイズのPVでは、SexyZoneの演じる5人が夜行バスに乗り東京へ旅立つシーンがあります。

夜になると、彼女は旅立ってしまうんじゃないでしょうか。夜が、バスが、彼女を連れ去ってしまう。

だから「ずっとこのままでいたい」し、サビの歌詞のように「この瞬間を閉じ込めて欲しい」。

 

 

今すぐこの瞬間を閉じ込めてよ どうか Twilight Sunset
君の可愛い嘘は 僕をだませない

近づく気持ちを抑えられないから、君が行ってしまうから、黄昏時の今この瞬間を、曖昧な関係の僕達ごと閉じ込めて欲しい。

 

SexyZoneのラブソングは「好き!僕と君は運命なんだ!恋人になろうよ!」という積極的な曲が多いです。

たしかに友達以上恋人未満という関係は甘い響きですが、こんな風に「曖昧な関係のままでいたい」と彼らが歌うのは初めてなんですよね。

そこまでして、「君と離れてしまうくらいなら、恋人になれなくてもいいからこの時をとめて欲しい」と僕は思っているのではないでしょうか。

 

君がついた可愛い嘘は、僕達の関係をはぐらかす言葉だったのかもしれません。

でもそれはもう僕をだませない。隠しきれないほど僕達は近づいてしまっているから。

 

 

本当の君をもっと見せて そばにいていいかな?
もう少しだけ Waiting for starlight

ここでもう一度「黄昏時」の意味について触れます。

黄昏時は「誰そ彼」とも言い、薄暗い夕方に人の顔や物事が見分けにくくなることが語源です。

黄昏時のような曖昧な僕達。本当の君(の気持ち)が少し見えにくい。

そこで「本当の君をもっと見せて」なのかな、と。

 

そしてWaiting for starlight。

starlightは日本語で星明かりと言い、星の光によるほのかな明るさを表しています。

星明かり(夜)を待っている。

そして同時に、君の本当の気持ちを待っている。

 

 

I wanna be with you always 驚いた顔して
光る頬をつたうプリズム

直訳すると「いつも君のそばにいたい」。

ついに僕は君に伝えます。皮肉にも、離れていく君に。

頬をつたうプリズムは、想いを告げられた喜びや驚き、離れていく寂しさ、色々な感情が混ざった君の涙だと思います。

驚いた顔をして涙を流す君。もしかしたら君も、ずっと僕を待っていたのかもしれません。

 

 

そっと指をのばしたら 届きそうで
触れてしまったら壊れそうで なんてきれいだ

君の涙に、星明かり(夜)に、もう手を伸ばしたら届く距離に僕はいます。

前述の通り「夜になる」=「恋人になる」ですので、夜に届くということは「もう手を伸ばせば恋人になれる」ということでもあります。

 

そして触れてしまったら壊れてしまうもの。

君の涙と、僕達の関係

 

 

今すぐこの瞬間を閉じ込めてよ どうか Twilight Sunset
ふたりの秘密はもう 誰も隠せない

ふたりの秘密というのは、ふたりの気持ち。

"誰"も隠せない。

2人を曖昧にしていた黄昏時はもうすぐ終わってしまう。

そしてstarlight、星が照らす夜がやってくるということは、この日は雲がない晴天です。

夜になると、僕達を隠してくれるものは何もなくなってしまう

この曲がリリースされたのは6月6日で、暦上はちょうど梅雨入りの手前。

きっと今日を逃したら、今度は雲が空を覆って僕達の本当の気持ちを隠してしまうんじゃないでしょうか。君も旅立ってしまいます。

 

 

本当の君をもっと見せて 僕はここにいる
もう迷わない Looking for starlight

1番の「そばにいていいかな?」が「ここにいる」に変化しました。

"ここ"というのは、"君のそば"。そして"夜"。

僕の中で決心がついたのでしょう。

 

待っていた星明かりを、僕は探しはじめます。

ということは夜がもうすぐそこまで来ています。

僕達の曖昧な関係は、黄昏時は、終わりを告げる。

そんな中、君を、君の本当の気持ちを、探している。

君をつかまえる。

 

 

笑うその声も ふとした仕草も
すべてが愛おしくなってく

まさにLikeがLoveに変わる瞬間ですね。

今までは何とも思っていなかった君の全てが、愛おしいものへ変わっていく。

 

 

I know I love you
僕らはこの時間を止められないから Twilight Sunset

「愛なんてまだ知らない、でももしかして君を愛しているのかも?」という1番Aメロの気持ちに答えが出ました。

そしてこの瞬間、キラキラとした音が曲に入ります。

この音、星なんじゃないでしょうか。

探していた星の光が、君と僕の本当の気持ちが、やっと見えた。

 

そして「時間」=「気持ち」。

僕達はこの時間も、この気持ちも止められません。

バスが来るのも止められないし、自覚してしまった恋心はもう止められない。

 

 

 

君の優しい嘘は夜に溶かしてしまえ

2度目の嘘です。1度目は可愛い嘘でした。

この曲を初めて聴いた時からずっと、可愛い嘘と優しい嘘はイコールだと思っています。

彼女はどんな嘘をついたのでしょうか。

 

「もっと一緒にいたいなぁ…なんてね!離れていても、私たちはずっと友達でしょ?」あたりかな、と個人的には思います。

一見照れ隠しに見える可愛い嘘は、「これ以上別れが寂しくなってしまわように」という君の優しい嘘だった。

でもそんな嘘は夜に、2人の愛に、溶かしてしまえばいい。

だってどうせ僕達はこの時間も気持ちも止められないのだから。

 

 

今すぐこの瞬間を閉じ込めてよ どうか Twilight Sunset
ふたりを包む空は 淡いグラデーション

グラデーションという空模様が、夜になりかけていることを表しています。

2人の関係はまさに、恋人に変わろうとしています。

 

 

本当のことをもっと話そう 夜が来る前に
手をつないでさ
もう迷わないで
あと少しだけ Waiting for starlight

僕達の黄昏時は終わったから、本当の気持ちを伝えあおう。

夜が来て、バスが来る前に。

 

 

2人が、恋人になる前に。